STYLE COFFEE

2020/05/22 06:51


STYLE COFFEEの一杯のコーヒーができるまで

コーヒーをどのような過程を通れば美味しくできるのか。

生産者さんがコーヒーツリーを育て、その果実が精製され焙煎し抽出をするという流れがあるわけですが一杯のコーヒーになるまでに沢山の要素があるのです。


現在のSTYLE COFFEEでは焙煎と抽出を中心に業務を行なっているのですが美味しい一杯を作る、いや作りたいという思いや一杯のコーヒーができるまでの具体的な葛藤を持て余すことなく伝えたいと思います。


コーヒー豆を焙煎し味を伝えやすいようにテイストノートというものを作るのですがもちろんポジティブな味ばかりではないわけで。このコーヒーの味はオレンジ、チョコレート、シルキーな口当たりですと書いてあったとして本当は後味かなり酸っぱいですとか草っぽい味しますなんてこともあるかも知れないわけです。

コーヒーは農作物で自然由来だから。


ただお客様が美味しそうと思ってもらえる特徴を伝えた方がお客様もお店もウインウインだとは思うのですが、それだとフェアじゃないですよね。

販売する時はもちろん自分の満足いくコーヒーを提供しています。しかし、そこに至るまでのテストローストなどは上記に書いたネガティヴを消してポジティブな個性を伸ばす作業を繰り返します。その過程を伝えようと思います。


皆様に飲んでいただくコーヒーに私達はこの味をだすためにこんなところに悪戦苦闘しましたよなんていう、調味料を加えたいと思います。より美味しくなるとは限りませんね!


今後のカッピングの在り方

最近ではコロナウィルスの影響でパブリックカッピングができない状況です。

あれだけカッピング重要ですと口酸っぱく言ってきたのにこういう状況だからできませんなんて言いたくないので皆様でシェアできるよう新しいカッピングスタイルを提案しました。


個人的な勉強になるのでハマってます。毎回他のコーヒー屋さんにお願いしてカップをとってもらいます。そのやりとりを見ていただけたらと思います。


美味しさとは。

美味しさなんて人それぞれだからってなると面白くないので美味しさについて探求しようと思います。人それぞれが思う美味しいや美しさがあると思うのですが、それを知っている、観た人が美味しい、美しいを表現できるのでしょうか。


イチロー選手が出ている対談ものが好きでよく見たり読んだりするのですが一つのことに向き合って深くまで考えているんですよね。それを自分なりに落とし込んで表現してるからその人の味になって。

何となく好きなものに対してここのどこが好きなのか一つ押し込むだけで面白いと思うのです。人が思う美味しさについてを聞いていけば何か見つかるかも知れません。見つからないかもしれません。知らないものを知りましょう。




そんなニュースレターをはじめました。

ホームページに第一話を掲載します。今後は月一回のニュースレターとして配信していきます。